目的からアロマを選んでみよう

 香りにはいい香り、イヤな香り、元気が出る香り、癒やされる香り、私たちは常に香りとともに暮らしています。香りと言えばAromeアロマ、よく聞きますが実は成分や効果には大きな違いがあります。
 アロマオイルは植物に由来する天然香料の精油(エッセンシャルオイル)と、合成香料を総称して「アロマオイル」と呼ばれることもあります。しかし、マッサージなどに使われ美容や健康に効果があるとされるのは精油(エッセンシャルオイル)だけです。日本では認知されていませんが、フランスなど海外では病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目的とする療法にも使われています。
 精油(エッセンシャルオイル)の効果が老若男女問わず幅広い人々に認知されたのは、2014年2月にテレビ放送された「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」です。
特定のブレンドの精油(エッセンシャルオイル)を嗅ぐだけで「認知症を予防できる可能性がある」と放送されました。それまでアロマとは無縁の人々がアロマショップに殺到し、一大ブームとなりました。
ちなみにその認知症予防向けのオイルブレンドとは、

昼用:ローズマリー2滴 + レモン1滴
夜用:ラベンダー2滴  ⁺ オレンジ1滴
この精油を瓶に入れ、昼と夜に嗅ぐだけでいいそうです。とっても簡単ですね。

精油(エッセンシャルオイル)には他にもたくさんの効果があります。こちらはほんの一例です。香りをうまく使って、暮らしを楽しみたいですね。比較的安価で容易に手に入りやすく、香りにクセがないエッセンシャルオイルで、メジャーなので新しい発見は得られませんが失敗しにくい精油をご紹介します。

◆目的別アロマテラピー効果
リフレッシュ、集中したいとき
ユーカリ・ペパーミント・レモン・ローズマリー・ティートリー

寝付けないとき、リラックスしたいとき
ラベンダー・ヒノキ・ベルガモット・サンダルウッド・ネロリ・ローズオットー・スイートマージョラム

頭痛があるとき
ラベンダー・ベルガモット・ペパーミント

肩こり、筋肉痛があるとき
ユーカリ・スイートマージョラム・ローズマリー

月経痛、月経前の不調に
クラリセージ・ゼラニウム・ジュニパーベリー・ローズオットー

呼吸器ケアに
ユーカリ・ジュニパーベリー

花粉症に
ペパーミント・ユーカリ ラベンダー

冷え症に
ローズマリー・ラベンダー・ジュニパーベリー

便秘改善に
カモミールローマン・オレンジスイート

日本人には馴染みの深いヒノキの精油(エッセンシャルオイル)はいかがでしょうか。初めてのアロマにもおすすめです。
aromaヒノキ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です