カッサのしてはいけない使い方
「カッサ」は中国の東洋医学のひとつとして古くから実践されているマッサージ療法です。カッサは漢字で「刮痧」と書きます。「刮(かつ)」はけずるという意味で、「痧(さ)」は動けなくなって滞っている血液のことをさします。
プレート状のカッサ板でお肌に刺激を与えることにより血流を促進して体内を活性化し、デトックス効果も期待できます。
上手に使用すれば素人でも効果が期待できる手軽なマッサージ方法ですが、使い方を間違えると思わぬ不具合に遭遇するでしょう。
カッサのしてはいけない使い方をご紹介します。
何も塗らずに直接肌をこすったり、強く力を入れたりすると肌に負担をかけてしまいます。必ずオイルや乳液やクリームなどを塗りましょう。特にお顔の皮膚は薄いので、直接肌をこするとシワやたるみの原因になることもあるので注意してください。また、クリームやオイルが少なく肌に余分な摩擦を起こし続けると黒く色素沈着をおこすことがあります。
[ 強くこする ]
カッサにかける圧は強ければ強いほど効果があるというわけではありません。強すぎる力はお肌を傷つけたり筋肉を傷つけるので注意が必要です。適度に、痛気持ちいい程度がよいとされています。
カッサマッサージを行うとその部分に赤い砂模様のようなものがでることがあります。これはカッサ痕といい約1週間~10日で消えますが、お顔など見える部分にご使用の際は力加減を調整するなどしてカッサ痕がでないように様子を見ながらご使用ください。
[ 食後や体調不良のときに使う ]
疲れが溜まっているとき、体調が悪いときは使用を控えましょう。体に余計な負担がかかり、かえって体調を悪化させてしまう可能性もあります。また、食後すぐにカッサをしてしまうと消化器官に十分な血液が送られず、消化不良を起こすことがありますので、食後30分~2時間はカッサを行わないようにしましょう。飲酒した日は血行が良くなりすぎるため、避けましょう。
カッサはリンパを刺激して体の内部に働きかけるので、妊婦、小さい子どもは避けたほうが良いでしょう。内蔵に疾患を持つ人はかかりつけの医師にご相談ください。
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