エッセンシャルオイル(精油)が心身に与える影響とは

エッセンシャルオイル(精油)が人の心と体に与える影響はとても大きいです。
エッセンシャルオイルはアロマテラピーに使われる植物由来の天然素材です。
アロマテラピーとは、精油を用いてホリスティック(心と体を全体的なかたまりとして考える)な観点から行う自然療法で、病気の治療とは違い心身の健康と体調維持、不調の改善などを目的としています。
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なぜ心身に影響を与えるのか?

それは、香りをただ「いいにおい~」と感じるだけではなく、エッセンシャルオイルの成分が実際に私たちの体内に入ってくるからです。
体内への進入ルートは二つあります。一つは、皮膚・呼吸器・消化器から血液循環で体内に入るルートです。もう一つは、嗅覚から電気的信号(インパルス)となって脳に入るルートがあります。血液循環から進入した場合は、最後は肝臓で分解され腎臓で濾過されます。そして尿・汗・呼気・便などから排出されます。ここで注意したいのは、アロマオイルとして一般的に販売されているものの中には「合成香料」もあります。「合成香料」は植物由来の天然素材ではないのでエッセンシャルオイル(精油)と同じ影響も効果もありません。
体内に進入した成分は私たちの心や体に様々な影響を与えます。たとえば、ラベンダーの酢酸リナリルという成分は鎮静作用がありますから、寝付けないときや何かの症状を抑えたいときに効果があります。また、クラリセージのスクラレオールという成分はホルモン調整作用がありますから、月経痛など女性ホルモンに関わる不調を改善してくれます。

アロマテラピーの利用方法

1.芳香浴 2.沐浴 3.吸入 4.トリートメント(マッサージ) 5.スキンケア
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アロマテラピーは、たくさん精油を使ったからといって効果が上がるというものではありません。むしろ逆で、容量や使用方法を適切に行わないとマイナスの効果が起こります。精油の種類によっては毒性があるものもありますので、ショップでご購入の際は出来ればアドバイザーに、もし専門の担当者がいない場合はネットで使用量や使用方法などを予め確認しておくことをおすすめいたします。

目的別アロマテラピー効果

比較的安価で容易に手に入りやすく、香りにクセがないエッセンシャルオイルをご紹介します。メジャーなので新しい発見は得られませんが失敗しにくい精油です。

リフレッシュ、集中したいとき

ユーカリ ペパーミント レモン ローズマリー ティートリー

寝付けないとき、リラックスしたいとき

ラベンダー ヒノキ ベルガモット サンダルウッド ネロリ ローズオットー スイートマージョラム

頭痛があるとき

ラベンダー ベルガモット ペパーミント

肩こり、筋肉痛があるとき

ユーカリ スイートマージョラム ローズマリー

月経痛、月経前の不調に

クラリセージ ゼラニウム ジュニパーベリー ローズオットー

呼吸器ケアに

ユーカリ ジュニパーベリー

花粉症に

ペパーミント ユーカリ ラベンダー

冷え症に

ローズマリー ラベンダー ジュニパーベリー

便秘改善に

カモミールローマン オレンジスイート

数年前まではあまりメジャーではなかったアロマテラピーですが様々な効果が期待できることが分かってきました。私たちの生活も変化し、また特に女性に降りかかるストレスはステージによって質は異なりますがそれは大変なものです。社会と自分、家族と自分、どう向き合っていけばいいのでしょうか。情報がたくさんあるのですから、様々なアイテムを用いて一人でも、少しでも、女性が自分らしく笑顔でいられればいいですね。

※エッセンシャルオイルは使い方によって心身にマイナスの影響を与える恐れがあります。ご使用の際は専門スタッフにご相談されるか、ネットなどで使用方法を確認し、個人の判断と責任のもとで行ってください。

⇒最も取り入れやすい芳香浴には、安心安全で環境にも配慮した熱源のいらないアロマディフューザーがおすすめです。
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